持ち込む板は、ディアミールフリーライドプラスに打ち変えたばかりのVector Glide SHIFT。
メンバーは、M浦さん、M野さん、I井さん、N村さん、N島さん、N口さん、F神さん、私。8人でテント泊。テントは2張り。なんとF神さんはキスリングいっぱいに荷物を詰め込んできた。キスリングを実際に使っているのは初めて見た。N口さんは一体どれだけの酒を担いできたのかな。そういえば聞くの忘れた。
立山入りする数日前から吹雪で積雪量は十分。ただし急に降り積もった雪に雪崩注意。期間中の予報は直前でようやく初日のみ晴れるとのこと。
金曜夜の前泊は同じ期間に立山入りするということで同行していたO部さん御用達の別荘に泊まらせてもらうことに。
なんとも素敵なシチュエーション。感激です。
22日(土)晴れ 扇沢~室堂~周辺スキー
扇沢はすでに大渋滞。身支度をしてチケット売り場に移動する。やはりみんなこの時期は立山なんだ。いろんな友人と出会う。なんとJINさん、ビール1ケース=24本担いでる。うまくザックに括りつけて。この括りつけ方からすると相当な手練れのようです。
黒部ダムを渡り、
国境の長いトンネルを抜けると
雪の立山。
すごくいい天気。滑降に必要のない荷物は室堂ターミナルにデポ。はやる気持ちを抑えてピットチェックを行う。一ノ越に向かう途中で滑降開始。正真正銘今シーズン初滑り。
23日(日)雪 停滞~ビーコン練習
朝から雪。視界もない。まずはテントの中でゆっくりする。
山荘泊で立山入りしていた、S見さん、M尾さん、M崎さんは朝立ち寄ってくれた。これから滑るとのこと。
それで午前中で切り上げて下山して連休最終日は白馬のゲレンデで滑るらしい。予報は翌日も雪だから立山に残っていても仕方がないとの判断。聞けばこの日に下山する人はほかにもたくさんいるようだ。
快適には滑れそうもないので、ここはビーコン練習。複数(2個)埋没の捜索もやってみる。
ひととおりビーコン練習を終えて今日明日の予定について相談する。
相談した結果、2組に分かれることになった。
M浦さん、N島さん、N口さん、F神さんは下山して翌日はゲレンデ滑降。
M野さん、I井さん、N村さん、私は立山に残って晴天を祈る。
居残り組のうちM野さん、N村さん、私の3人でテン場~雷鳥荘間を何回か滑る。
最後の夜なので食糧・酒をたいらげる。M野さんのケーナの音色が響く。
(※近隣のテントの皆様ご迷惑をおかけしました。)
外は満天の星空。予報では雷を伴った雪だそうな。遅い時間ほど天気が悪くなるらしい。
24日(月)晴れ 雷鳥沢~雷鳥沢近隣滑降
なんと晴天。我々は雲の上だ。ただし天気が持つのは午前中がいいところ。超美味のマルタイ棒ラーメンを腹にかき込み、ティータイムもそこそこにテントを飛び出す。雷鳥沢に登っているのはまだ10人もいない。他には大日岳方面に登っているパーティーがいる。
人が少ない。テントも少ない。やはり下山した人がかなり多いようだ。しぶとく残った者だけが本日のパウダーにありつける。
先行している人たちの何人かは雷鳥沢途中で滑り降りていく。深くはないが十分パウダーが楽しめそうだ。剣御前の小屋に到着したのは4番手くらい。
まずは剣岳を眺める。
雷鳥沢上部にはまだまだノートラックが残っている。4人全員揃ったところで一気に雷鳥沢を滑り降りる。しっかり浮力を感じられるいいパウダーだ。ゲレンデ用ビンディングに比較して滑走性が劣ると言われるディアミールフリーライドプラスもパウダーでは全く問題なし。
雷鳥沢を滑り終えて9時半。まだいけそう。近場を1時間ほど登り返して2本目を滑る。
テントを撤収して室堂ターミナルに向かう。雪が降り出して風も徐々に強くなってくる。絶妙のタイミングで切り上げたようだ。
室堂ターミナルではトレラン界でも有名なともぞうさんに会った。1週間の滞在中ほとんど吹雪だったそうだ。ともぞうさんには以前、谷川岳バックカントリーに連れていってもらったこともある。覚えていてもらったのは嬉しい限りです。
4 件のコメント:
お、ついにシーズン開始か。
楽しんで滑ってやー
>りきや
もう頭の中は白い粉でいっぱい。
ところでAKでは滑ったりしなかったの?
て、いまはグランドキャニオン?
自由でいいな~
手練れじゃないですー
一眼とレンズも持っていったので
重くて死にそうでした..
でもビールは気兼ね無く飲みたいぢゃないですかっ(笑
>JINさん
ビールのケースを担いでても違和感なかったです。
よ~し。次回は担ぐかぁ!
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