2009年6月30日火曜日

清津川釜川右俣ヤド沢

GW以来久々の泊まりの山行。
清津川釜川右俣ヤド沢に行ってきました。
ハプニングがあったので、沢の印象よりそっちの印象のほうが強い。。。


メンバーは増えに増えて8人という大所帯。
2パーティーに分ける。

  • リーダーS山さん、O川さん、K池さん、私
  • リーダーN藤さん、M野さん、A山さん、I嵐さん

行動・食事は別々も、焚火と寝床は一緒。
前夜現地入り。土曜朝入渓。

カモシカも迎えてくれる。


泳ぎあり、適度な登攀ありのなかなか楽しい沢です。

実は今回、へつり泳ぎの最中に左肩脱臼。
プカプカ浮きながら悶えながら肩をはめる。
脱臼癖があるんです。
多少の痛みは残るものの、それほど支障はない。
ので続行。



そしてこれが釜川の釜川たる所以。


上からの図。

ここから右俣に進路をとるとヤド沢です。
登攀系の滝がどんどん出てくる。
人数が多いせいか、なかなかスピードが上がらず。


この日最後の滝。50mロープいっぱい伸ばす。


8人寝るには狭すぎるスペースになんとか寝床をつくる。
増水したらアウト。寝返り打ったらドボン。


焚き火と岩魚の楽しいひと時。


そしてハプニングの前兆。
K池さん腰痛を訴える。



翌朝、K池さんの腰は回復するどころか悪化。
一歩も動けなくなる。
ヘリの要請を決める。

S山さんと私で携帯が通じるところまで行って、他のメンバーは待機することに。

S山さんと私は空身でそのまま沢を遡行。1時間ちょっとで林道にでる。
1時間の林道歩きで車まで戻る。携帯は依然圏外。

車で携帯が通じるところまで移動してヘリ要請。
しばらくするとヘリが山に向かって飛んで行きヤド沢に姿を隠す。
20分の後、再び姿を現すと町のほうにとびったって行く。
同時に県警からK池さん無事救助の一報が入る。
まずは一安心。
それにしてもヘリの救助の様子、見たかったな。



今回、清津山の会の皆様にもお世話になりました。
ちょうどクリーンハイクで同山域に入っていたとのこと。
岳藪という蕎麦屋さんで打ち上げをしているところにお邪魔して交流を深めました。
きっかけはさておき、こういった交流は大事にしていきたい。

2009年6月8日月曜日

プレレスキュー

前回のレスキューに続いて、今回もレスキュー。
再来週の会のレスキュー訓練では教える立場なので、手順を再確認。場所は奥多摩の天狗岩。つづら岩のちょっと下。アクセスが楽なのにもかかわらず人が全くいないのは、クライミングの練習には規模が小さすぎるからなのか。6人貸切で、レスキュー訓練にはちょうど良かった。

訓練の内容は、
  • リーダーレスキュー
  • セカンドレスキュー
  • ディスタンスブレーキ
など。

セカンドの確保器をサレワのガイドに替えてから、実際にロック解除をするのは初めて。セカンドが完全に宙ぶらりんの状態でも、手で(わりと)簡単に解除できた。これ結構使えるかも。

でも本チャン、今年はいつ行けるんだろう。。。