2008年6月21日土曜日

シールのお手入れ

雨の予報で週末の谷川岳は中止。
残念なようなホッとしたような。

ご存知のとおり谷川岳一の倉沢はギネス級の遭難死を誇る場所。
初心者がノコノコと付いていっていいものかどうか。
とりあえず来週に持ち越し。。。

。。。

でも雨、ほとんど降ってなくない?
まあ、この時期の天気予報が当たらないのはよくわかっておりますけど。



ということで時間があいた週末。
ようやく冬の道具の片付けに着手してみた。
この時期、冬の道具が出たまま夏の道具を引っ張り出すもんだから。
部屋の中はホントにカオスですよ。
玄関からベッドへの道のりは険しい!

重い腰を上げて片付けるも。
はかどらないのはなぜ?

冬道具はメンテナンスが必要だからって。
やっぱり出しっぱなしにしているものが多かったりする。

やれやれ。

シールのメンテナンスでもするか。。。


シールとは山スキーにはとても重要な道具。
登るときにスキー板の滑走面に貼り付けるもので、シール自体は片面が粘着面で、もう一方の面にはエチケットブラシのような逆立った毛が生えている。シールを貼ると、スキーは後には滑らないけど前には滑るようになる。この特性を生かして山スキーでは登るときはシールをスキーに貼って登って、下るときにはシールを剥がして滑る。ちょっとした下りならシールを貼ったままでも滑っていけちゃう。
シールの語源は『アザラシ』。かつてはアザラシの毛皮を使っていたという。

それでシールのメンテナンスというと。
粘着面にはゴミが付着して粘着力が弱くなるので。
粘着力の回復がメインでしょうか。
特に専門的な技術を持っているわけではないので。ネットを調べながら見よう見まねでやってみる。

さて、その作業場所ですが。一人暮らしのワンルームアパートにはシールのメンテナンスができる場所などそんなにない。
その場所とはキッチンです。



所狭しと。キッチンに段ボール敷いて、作業場所を確保。
赤いのがシール。粘着面が上になっています。

まずは粘着面のゴミとり。


ポスターとかチラシの厚紙を粘着面につけて上からアイロンがけ。
接着剤をあたためて溶かして、ゴミと一緒に厚紙にくっつけるという方法。
のんびりしてると紙が粘着面にくっついちゃうので。
アイロン掛けたらすかさず剥がす!
接着剤はたっぷり塗ってあるので、この作業で接着剤が根こそぎ取れるということは無い。

ちょっと心配したのはアイロンの温度。
いろんなサイト見たけど、家庭用アイロンで温度は『中』がよいと。
でも使ってるのはスキーのWAX掛け用で、温度調整のケージは『°C』と『°F』の表示。
『中』っていったい何度だ?

あるサイトで『80度~90度』って書いてあったのでそれ採用。


ゴミを取り除いて接着剤が薄くなった箇所には補強。
接着剤は、Black DiamondのGOLD LABEL。
ビールみたいなネーミングだ。



このボトル、年末年始の北海道ツアーに持って行ったらいつのまにか中身がこぼれちゃってて。
横にしたりさかさまにするのはよくないということだね。
ZIP LOCKしてたからそれ以上の被害は無かったけど。

仕上げは、リードホットクッキングシートをかぶせて、アイロンがけして終了。



一晩くらい乾かして冷ましてそのまま保管。来シーズンを待つ。

、、、でいいのかな?
詳しい方、アドバイスください。




2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

一の倉って聞いた事あるなー。
来週行くんだ。
気をつけてね。

タケ さんのコメント...

TOPの雪山の写真が谷川岳。
っあ!
一の倉沢が見えない。。。

来週写真撮ってきますね。
天気良かったら。